動物虐待に関するニュースやSNSの投稿を目にする機会が増えています。動物虐待事犯での検挙数も年々増加傾向にあります。
しかし、今の日本の法律、今の「動物愛護管理法」では、本当の意味で動物を守れません。
今の法律では、飼い主の持つ所有権という権利のもと、虐待された動物をすぐに保護することはできません。警察が裁判所の令状に基づいて虐待された動物を差し押さえるしかありません。
虐待の証拠として一時的に保護された動物は、飼い主が虐待で有罪判決を受けても、虐待を繰り返す恐れがあったとしても、飼い主が所有権を放棄しない限り、飼い主の元に帰されます。
虐待の証拠として保護された動物でも行政(保健所や動物愛護センター等)は動物を保管する義務はありません。行政が引き取りを拒否した場合、民間団体等が面倒を見るしかありません。
今の法律では、動物を守ることができない。動物愛護管理法を改正し「#飼い主に傷つけられた動物を守れる社会に」したい。
そんな思いから私たちは、この活動を始めました。
虐待を受けた、もしくは受けた疑いのある動物の福祉を守るため、適切なタイミングで一時保護ができるように法改正を求めます。併せて、専門知識に基づく適切な判断を行うため、有識者グループ作りと虐待に対応できる獣医師・職員の育成を求めます。
立ち入り検査等の十分で適切な調査で確認した状況に基づいて、改善の余地がなく動物の飼育に適さないと判断された場合、飼い主から所有権を喪失させられるように法改正を求めます。
虐待された動物の保管を、行政(動物愛護センター等)の役割として業務に加えるよう、収容可能頭数を超えるなどキャパシティオーバーとなる恐れがある場合は民間団体等への委託を可能にするよう、法改正を求めます。
氏名とメールアドレスだけで署名できます
世界最大の電子署名サイトから簡単にご署名いただけます
この署名活動についてご不明点やご質問があれば、クリステル・ヴィ・アンサンブルのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
担当者から折り返しご連絡いたします。
少人数での事務局運営のため、回答にお時間をいただく場合がございます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
浅野 明子 氏
昨今、親など身近な大人から子どもへの虐待のニュースもよく聞きます。自分より弱いものへのイジメ、うさ晴らし。飼い主によるペットへの虐待ともつながっている問題です。
また、動物の命を救おうと必死で頑張っている人たちもいますが、その内部でも、ちょっと自分の考えと違うと言っては争ってしまうような現状もあります。
誰でもがお互いの立場を認め合い、自分より弱いものを、次世代への預かりものとして大事に扱う。そんな意識を持って、この活動が広がって欲しいと願っています。
細川 敦史 氏
これまで飼い主への啓発活動が目立っていたクリステル財団におかれても、多くの動物愛護団体・保護団体と同様、虐待を受けている動物を救えない現状に不条理や疑問を感じていたのでしょう。この度、満を持して「#飼い主に傷つけられた動物を守れる社会に」キャンペーンを実施されたことについて、全面的に賛同します。
今回のキャンペーンは、緊急一時保護の導入に関する法改正を求める署名集めなど、アグレッシブな活動となっています。滝川代表の強い発信力や財団の力で、多くの人たちが問題意識を共有し、法律を通じて社会を変えることを大いに期待しています。
宗像 俊太郎 氏
動物は人間と同じく感情を持ち、痛みを感じる生き物です。彼らを虐待することは、倫理的に決して許される事ではありません。教育や啓発活動を通じて、彼らの権利と福祉を理解してもらう必要があります。彼らは飼い主を選べません、逃げ出すことも助けを呼ぶこともできません。彼らと共に生きる平和な社会を築くためには、彼らを尊重した上で、関係を築いていくことが必要です。
世界から動物虐待を根絶するための一歩を共に踏み出しましょう。
吉田 尚子 氏
まずは、動物たちへの慈しみ、勇気と愛情を持って、日々試行錯誤している皆さま、そしてこの大切な呼びかけに感謝と敬意をお伝えします。
NPO法人CANBEでは、犬を通して、子ども達の健全に動物への慈しみ共感性をはぐくむお手伝いをしています。広い社会には、尊い命を道具やおもちゃのように扱う人が、残念ながら後を絶ちませんが、憤ったところで、その痛みや被害を止めることはできません。守るために必要な法律を整備し、各分野が役割分担を段階的に、継続して行うことが重要だと思います。
声をあげることができない動物たちを慈しむ健全な心を、より多くの人が持ち、このような法律を使わなくてもよい未来を目指しつつ。。今皆でできること、一人ひとりの署名にその大きな価値を感じています。