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ワンウェルフェアシンポジウム 開催について

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photo by 半沢 健

日頃より当財団の活動にご賛同・ご理解いただき誠にありがとうございます。
3月3日(日)開催予定の、「ワンウェルフェア※」をテーマにしたシンポジウムについて以下にご案内いたします。

※ワンウェルフェア(One Welfare)とは「アニマルウェルフェア(Animal Welfare)」と「人の幸福(Human Wellbeing)」と「環境(Environment)」は相互につながっており一体として捉える考え方。

私たちは、3つのプロジェクト(Project Zero、Project Red、Project SOS)を軸に、日々活動しております。
ZERO:犬猫の殺処分問題
RED:生態系保全
SOS:暴力・虐待のない世界

この、私たちの活動が、ワンウェルフェアの概念と重なったことから、今回のシンポジウムをワンウェルフェアシンポジウムと名付けました。

今回のシンポジウムは、殺処分の問題、生態系保全の問題、そして動物虐待の問題の3つを軸に、それぞれの分野における専門の先生方からご講演いただきます。私たち自身も理解していない実態を学ぶ機会と捉えております。
特に、動物虐待の問題に関して、現在、私たちは「#飼い主に傷つけられた動物を守れる社会に」という署名活動を行っております。
そのため、動物不審死体の解剖や多頭飼育崩壊の現場調査等に深く関わられている田中先生に、動物福祉の観点から動物虐待について講演いただくのに加えて、当財団からも、署名活動についてお話させていただく予定です。
今回の署名活動は、2014年より啓発活動を続けてきた私たちにとって一歩踏み込んだ活動であり、SNS等の発信だけでなく、本シンポジウムにおいて、直接、滝川そして財団メンバーの、嘘のない真摯な思いをお伝えしたいと思っております。

最後に、私たちは、日ごろの啓発活動や今回のシンポジウムを、多様性を尊重(存在を認識し、それを理由とした攻撃や排除をしない)した上で、様々な角度から議論を交わす場と捉えております。
今回の登壇者の人選について、様々なご意見やご要望、時には強いご批判も頂いております。
批判のコメントなどを見た方が心配や悲しい思いをしてくださっていることも認識しております。
私たちは、様々な意見を、時には賛同・理解することは難しくとも、違いを認識し、その上で、より広い視野で問題を捉え、「人と動物の共生」を多様な角度から考え、共に取り組んで参りたいと考えております。

何卒ご理解いただけますと幸いです。

多様なご意見をもつ皆様にぜひご参加いただけたら嬉しいです。