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Volunteer’s Report 024 フォスターアカデミー ライブ配信を視聴しました

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photo by 半沢 健

「ゼロよりイチ」
今回のライブ配信はこの一言に尽きるような気がしました。
行政も民間会社もボランティア団体の方も、アンニイさんと同じく、「イチ」を大切にする方々でした。
アイペットさんのお声がけで始まった今回のライブ配信は、参加者の年齢層が幅広く、ボランティアに学生さん達がいらっしゃるのが、とても新鮮に感じました。
私だけだと思うのですが、今まで拝見した方々は、人生もボランティア経歴もベテランの方が多く、若い方の影があまり見えてきませんでした。
今回、アンニイさんが話されていた通り、「若い方が活動に参加していることが頼もしく思った」という方が多かったのではないかと感じました。
八戸の会の方が「獣医師の先生が休日に、一か月に1回でもいいから手術をしてくれたなら…」と力説していた姿がとても印象深く、その想いを大切にして欲しいと感じたとともに、その想いを壊さないような社会に成長していくといいのに…と思いました。
幅広い年齢層の人々にとって、ペットの話は共通の話題となります。
動物を救うことも大切ですが、それによって生れる人間関係も「ゼロよりイチ」の精神で、何かできることをやってみる!という仲間を1人ずつ増やしていけたらいいのではないかと感じました。
そして、自分のライフスタイルの中で、自分が「こうした方が良い!」と思える光の方向へと、一歩踏み出せたらいいなと思いました。
「みなさんの発言を聞いていて、希望をもった!」
アンニイさんの感想が、全てを言い表していると思ったライブ配信でした。
ほんの少しでも勇気が芽生えた人が増えていることを祈ります。
 
「フォスターアカデミー ライブ配信を視聴しました」:八巻 千鶴子