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大阪市獣医師会「子猫リレー事業」を支援しています

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photo by 半沢 健

クリステル・ヴィ・アンサンブルは、公益社団法人 大阪市獣医師会が取り組む「子猫リレー事業」をサポートしています。
「子猫リレー事業」については、昨年の『アニマル・ウェルフェア サミット2016』でも細井戸大成先生(公益社団法人 大阪市獣医師会会長)にご紹介いただきましたが、大阪市動物管理センターに収容された子猫を、大阪市獣医師会の協力病院が「ミルクボランティア」として育て、その後は地域の高齢者「キトンシッター」の皆さんと暮らしながら新しい飼い主さんを探し、最終飼育者へ譲渡する活動です。
財団では、2017年4月から協力動物病院で行われる不妊手術などの医療費の一部を補助させていただいています。
5月14日(日)に大阪市獣医師会のセミナールームで開催された「いつまでも動物と楽しく暮らそう・・・番外編」にも「子猫リレー事業」によって最終飼育者になった皆さんが愛猫と共に多数参加されていましたので、写真を撮らせていただきました。
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クリステル・ヴィ・アンサンブルが支援した猫たちには、象徴となる赤いブレスレット(猫の首に付けて写真撮影もさせていただきました)をプレゼントさせていただいています。
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ミルクボランティアとしてケアしてくださっている動物病院の皆さんに抱っこされた生後1ヶ月の子猫たちも参加。
シンポジウムの中で細井戸会長は「保護活動は素晴らしい、譲渡が大切と言いながら、60歳以上の人には犬猫を渡さないのは矛盾している。60歳以上の人口が増えている時代に、いつまで年齢を理由に制限するのか?」「キトンシッターの存在、活躍が社会の認識を変えることに繋がる」とも語り、「大阪市とともに、数字だけの殺処分ゼロではなく、獣医師の仕事として死ななくて良い動物たちの命を救うことが重要」と子猫のリレー事業の意義を参加者に訴えかけました。
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最後に、クリステル・ヴィ・アンサンブルと共に子猫リレー事業は取り組んでいます、ともご紹介もいただきました。
この日は細井戸先生が大阪市獣医師会の会長として参加する最後のシンポジウムということで、CAPP活動をしておられる「チームOHANA」の皆さんがサプライズでドッグダンスを披露、大阪市獣医師会の皆さんからはケーキが贈られました。
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2017年度の「子猫リレー事業」については、都度ご報告して参ります。