財団のレポートで
支援活動を読み解く
2019年 動物愛護管理法が改正され、2020年動物の虐待等に対する罰則強化が施行されました。
動物虐待の問題に取り組む Animal SOSプロジェクトを当財団が開始してからもうすぐ2年。
当プロジェクトの活動の1つが、Yahoo!ネット募金を通じた、現場で動物虐待に対応できる行政獣医師を含む「獣医師の育成」支援、および虐待対応を行う「動物虐待専門家」への支援です。
詳細&ご支援はこちらから:
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5043002
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厳罰化されたことにより、警察の意識が高まっていると感じる一方で、現場で対応する獣医師が追いついていないと感じる面もあるといいます。
獣医師になるためには、6年間大学で学び、その後国家試験の合格が必須となりますが、これまでその教育の過程で、動物虐待の事例を学ぶ場はほとんどなかったそうです。
そのため、多くの獣医師にとって実際に怪我を負った動物を見た時に、これが虐待であるのか事故であるのか判断することは非常にむずかしいそうです。
(2023.1 クリステル財団 ブログ「動物虐待対応強化のために。 虐待問題に取り組む、日本獣医生命科学大学の田中先生に、寄附&お話を伺ってきました!」より一部抜粋)
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虐待を受けている動物を目の当たりにした時に、一人でも正しい対応ができる獣医師を増やすことで、救える命が多くあると私たちは考えています。
これからも、現場で動物虐待に対応できる行政獣医師を含む「獣医師の育成」支援、および虐待対応を行う「動物虐待専門家」への支援に対するご協力、何卒よろしくお願いいたします。