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ワンウェルフェアシンポジウム 開催について②

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photo by 半沢 健

日頃より当財団の活動にご賛同・ご理解いただき誠にありがとうございます。
3月3日(日)開催予定の、「ワンウェルフェア※」をテーマにしたシンポジウムについて以下にご案内いたします。

※ワンウェルフェア(One Welfare)とは「アニマルウェルフェア(Animal Welfare)」と「人の幸福(Human Wellbeing)」と「環境(Environment)」は相互につながっており一体として捉える考え方。

 

当財団では2016年より、伴侶動物の問題を考えるにあたって「アニマルウェルフェア」を重視しております。今回は「アニマルウェルフェア」よりも広義な概念である「ワンウェルフェア」について多角的角度から考えられる本シンポジウムを外部有識者と共に開催することといたしました。

また、登壇者についても獣医学的観点より外部有識者よりご提案をいただきました。一部の動物愛護活動家から批判を受けている登壇者が含まれていることは承知しておりましたが、本シンポジウムの主要テーマである「ワンウェルフェア」について理解を深めるという目的の上で、他登壇者の方々と同じく、現場でのご経験を聞かせていただくことが重要であると考え、ご登壇を依頼いたしました。

シンポジウム開催発表後、SNS等に寄せられたご意見は全て読ませていただいた上で、このシンポジウムは、多様性を尊重(存在を認識し、それを理由とした攻撃や排除をしない)した上で、様々な知見を有する専門家から貴重な報告を聞くことができる場であると考えており、そのような場を作ることこそが、様々な問題の解決策にもつながるのではないかと考えております。そのため、発表前と変わらず「ワンウェルフェア」について、多様な意見を持っておられる皆様と共に考えるためにも、本シンポジウムを開催いたします。

また、当財団としても全ての登壇者と直接連絡を取らせていただき、ご批判についても共有を行っております。

さらに当該獣医師の方に本題に対する見解もうかがっております。
財団としましては、ご本人の主張を尊重し、それ以外の選択肢は現在のところ持ち合わせていないことや、告発の件含め第三者の我々がこの場で何か物申す立場には無いと考えております。
今後につきましては、当財団として皆様から頂戴したご意見に対しても真摯に受け止めた上で、当該獣医師の方と対話しつつ正確な情報発信やワンウェルフェアに対する理解促進を続けていきたいと考えております。

当日は、ご批判に対して当該獣医師よりコメントをいただくことも考えております。
当日参加いただけない方にも内容をお伝えするため、後日活動報告レポートを公開させていただく予定でございます。

何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。