
第3回目は、動物愛護管理法の改正に関する署名活動「#飼い主に傷つけられた動物を守れる社会に」プロジェクトについてご紹介します。
この署名活動は、2023年9月20日(動物愛護週間の日)に開始し、丸2年が経過しました。
これまでに、53,800筆を超える署名が寄せられています。ご賛同・拡散でご協力いただきました多くの皆さまに心より御礼申し上げます。
今秋開催が予定される臨時国会において、さまざまな重要課題が取り上げられるであろう中、その中に動物愛護管理法の改正も加えてもらうためには、皆さまの声が欠かせません。この声が社会を動かす力となるよう、さらに強く発信していくために、皆さまのお力添えが何よりも重要です。
今の日本の法律では、飼い主から虐待を受けても動物を十分に守れないことをご存知ですか?
⚠️たとえ動物虐待の罪で有罪となった場合でも、飼い主が所有権を放棄しない限り、虐待した飼い主のもとへ動物が返されてしまうのです。
この現状を変えるために、署名活動を通じて次の3点の法改正を求めています。
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① 緊急一時保護
虐待を受けても、今の法律ではすぐに保護することができません。
➡だからこそ、虐待を受けた(疑いのある)動物を、適切なタイミングで一時保護できるようにすること。
② 所有権の喪失
虐待が認定されても、所有権を放棄しない限り飼い主のもとに戻されてしまいます。
➡だからこそ、改善の余地がなく飼育に適さないと判断された場合、飼い主から所有権を喪失させられるようにすること。
③ 行政による被虐動物の保管
現状では、行政に虐待された動物を保管する義務がなく、民間団体等に頼らざるを得ないケースもあります。
➡だからこそ、行政による被虐動物の保管を法律に明記すること。もし行政のキャパシティを超える場合は民間団体等に委託できるようにすること。
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この現状を変えたいと思った方は、署名活動へご賛同ください!
▶https://www.change.org/cve_animalsos
また、財団では、この「所有権」の問題を伝えるため、動画『そこが変だよ!犬猫裁判』を制作し、YouTubeで公開しています。
登場人物の犬猫は、可愛らしいフェルト人形を使って、やさしい雰囲気の中でわかりやすく表現しています。ぜひご覧ください。
皆様のご賛同・拡散が大きな力になります。
どうか一緒に声をあげてください🙏
ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。