先日、2022年にリニューアルする啓発冊子「WELCOME PET CAMPAIGN」の取材を旭川市動物愛護センターで行いました。ヤマト運輸さんと協定を結んだことで話題にもなり、2020年度には収容された犬の殺処分ゼロ&譲渡可能な猫の殺処分ゼロ(疾病などによる死亡は24頭)を達成しておられます!
行政と連携する保護・譲渡活動の実例として、旭川市にあるNPO法人手と手の森の代表理事本田リエさんのお話をフォスターアカデミーで伺っていたので、いつか訪問したいと思っていたセンターでした。
フォスターアカデミー オンラインセミナー第39回 https://youtu.be/ugbDsg3797g
詳細は冊子をお読みいただければと思いますが、印象的だったお話をいくつかご紹介します。
・収容された犬猫(迷子以外)はすぐに全頭麻酔をかけてシャンプー、ワクチン注射、スケーリング、不妊去勢手術を一連の流れで実施(迷子犬猫は公示期間後に同様の処置を)
・センター内で感染症を広めないために、トイレなどは毎日80度のお湯で消毒している。
・飼い主さんの入院や死亡などの理由でセンターへ来る犬猫が多い。また多頭飼育崩壊などもあるが、収容頭数が増えると地方の新聞が背景などを丁寧に報じてくれるので、『あにまあるで犬猫を殺処分して欲しくない!』と市民の方から引き取りの希望が相次ぐそう。
・猫についても収容後の死亡もゼロを目指して、離乳前の子猫はミルクボランティアさん約10名が預かる体制ができている。
・ペットシーツは常に不足している。猫のトイレでも猫砂の下に敷き毎日取り替えているので、支援があれば助かるとのこと。
センターの活動について詳しくお話しくださった職員の大竹さんと事務局松原
あにまあるホームページ http://www1.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/eiseikensa/Animaal_HP/index.html