昨年度「ふるさと納税」によって、アニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロに向けた取り組み、特に子猫の命を繋ぐための事業を応援するために、6つの自治体へ100万円ずつ寄付を行いました。
先日、札幌市から事業報告を頂きましたので共有させていただきます。
札幌市へのふるさと納税は、一般社団法人 札幌市小動物獣医師会の「飼い主のいない猫保護事業」へ助成金として、総額2,865,668円が交付されました。それを元に動物愛護団体や札幌市民から依頼のあった保護猫の不妊・去勢手術を多数行うことができ、譲渡先の新しい飼い主さまより感謝の言葉をいただいているそうです。
加えて、札幌市小動物獣医師会 事務局から詳細を報告いただきました。
さぽーとほっと基金を用いた飼い主のいない猫保護事業の開始
平成30年4月よりスタートした本事業は、札幌市内に生息する「飼い主のいない猫」を対象として、疾病予防および不妊去勢手術を現状の獣医学的水準にて施し、その譲渡活動を推進する事業である。なお、本事業は、一般個人あるいは企業からの寄付からなる『さぽーとほっと基金』(札幌市管理)をその活動原資としており、助成を受けるためには適正な業務遂行が求められる。そのため、その実施には厳格な基準を設け、会員にはそれに準じた事業活動の展開に協力いただいている。
平成31年3月末での実施頭数は53頭であり、基金には9,093,782円が寄付された。本事業の更なる活性化のため、改善点を模索するとともに、本事業の活動報告開示を含めた継続的なPR活動を行う必要があると考える。
平成30年度 飼い主のいない猫保護事業 実施結果
実施病院:11病院 実施頭数:53頭
以上、ご報告をいただきました。
飼い主のいない猫の対策(TNR)については継続的に行う必要があると言われています。札幌市小動物獣医師会では引き続き事業に取り組んでおられますので、是非ともふるさと納税をご検討いただければ幸いです。
詳細は、下記webサイトをご覧ください。
http://sapporo-hogoneko.jp/