財団のレポートで
支援活動を読み解く
2021年7月1日から2022年6月30日までの期間、「保護犬猫支援基金」(以下、「当基金」とする)では、協力動物病院様において計587頭の保護犬猫に対し医療費補助を実施しました。
当基金は、取り組みにご賛同頂いたスポンサー様からのご寄附を原資とし、協力動物病院様において医療行為を受けた保護犬・保護猫が、1頭あたり5,000円の医療費補助を受けられる、という仕組みとなり、2021年7月より運営を開始しております。
私たちは、保護犬・保護猫がより良い医療を受けられることが、彼らのアニマルウェルフェア向上となり、ひいては譲渡の促進にも繋がると考えています。
当基金の医療費補助を使って医療を受けた計587頭のうち、実は、100頭以上が、捨てられてしまった、もしくは多頭飼育崩壊等により保護活動をされている方が引き取らざるを得ない状況下にいた犬猫でした。中には、飼い主の引っ越しの際に一緒に連れて行ってもらえなかった猫、売り物にならないからと捨てられてしまった犬猫、そして飼い主がもう飼えないからと飼い主本人に連れてこられた犬猫もいました。
彼らが、より良い医療を受け、すこしでも元気を取り戻し、新たな人生を歩めるように。
運営にあたっての課題は山積みですが、2年目を迎えた当基金を通して、より多くの犬猫たちのアニマルウェルフェアを向上させるため、邁進してまいります。
2022年5月末時点のデータに基づいた内容とはなりますが、運営実績・分析結果のご報告及び今後の課題を添付PDFの通りまとめましたので、ぜひご覧ください!
※当基金の概要は、こちらをご覧ください。https://christelfoundation.org/healthcare/