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2018年度「猫との幸せな共生プロジェクト」福岡市からの報告

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photo by 半沢 健

昨年度「ふるさと納税」によって、アニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロに向けた取り組み、特に子猫の命を繋ぐための事業を応援するために、6つの自治体へ100万円ずつ寄付を行いました。
先日、福岡市から事業報告を頂きましたので共有致します。

昨年、市長から感謝状をいただきました


 

平成30年度の寄付金について
・寄付件数:331件
・寄付金額:9,509,597円(個人・団体合計)

当財団からの寄付金はミルクボランティア事業の実施に活用されたと、生活衛生課のご担当者さまから下記の報告とコメントをいただきました。

『本市は,病気・ケガなどのために譲渡に適さない個体を除いた殺処分(実質的殺処分と呼称しています)をゼロにすることを目標としております。
ミルクボランティア事業が充実して参りましたので,平成30年度の実質的殺処分数は50頭(すべて離乳前の仔猫)にまで減少させることができました。
犬につきましては,既に平成27年度以降,実質的殺処分ゼロを達成しております。
ミルクボランティア事業により,近い将来,猫についても実質的殺処分ゼロを達成できるものと考えており,今後さらに同事業を推進して参ります。』
今年度も福岡市ではふるさと納税によって「動物愛護事業」を推進しておられます。
犬猫の殺処分に関心を持っておられる皆さまが、自分にできることの選択肢の一つとして『ふるさと納税』を検討いただければと思います。
福岡県福岡市「動物愛護事業」
http://www.city.fukuoka.lg.jp/zaisei/propertyuse/shisei/kihu/kikin/kifu_doubutuaigo.html