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【 Project Red 】 クラウドファンディングの結果報告(ボルネオ保全トラスト・ジャパン)

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photo by 半沢 健

日経新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「未来ショッピング」を通じて、皆様から「生物多様性の宝庫ボルネオで植林・育林による森林再生のしくみをつくる。豊かな熱帯雨林を未来につなぎたい」にご支援いただきありがとうございました❗
先日、クラウドファンディング手数料を除く全額を猛認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン(BCTJ)にお渡ししたことをご報告いたします。
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/bctj
BCTJの青木事務局長から、メッセージをいただきましたので、下記にご紹介いたします。
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このたびは、未来ショッピング「生物多様性の宝庫ボルネオで植林・育林による森林再生のしくみをつくる。
豊かな熱帯雨林を未来につなぎたい」へたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました!ご支援金は現在進めているボルネオでの熱帯雨林再生の取り組み活用させていただきます。

コロナウイルス感染防止対策ためボルネオへの渡航が制限されているなか、活動をともにする現地の団体とはプロジェクトを進めるために緊密に情報交換を行っています。長期間のプロジェクトとなりますが、進捗はBCTJのウェブサイトSNSでも随時報告いたします。
あらためて、わたしたちの活動に関心をお寄せいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
引き続き全力でボルネオの生物多様性保全・自然環境保護に全力で取り組みますので、今後とも末永いご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン
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ボルネオ島北部、世界有数の生物多様性を誇る大河キナバタンガン川流域に広がる熱帯雨林は、森林伐採とアブラヤシプランテーションの開発によって分断された保護区とわずかな森を残すだけの姿となってしまいました。
オランウータンやボルネオゾウ🐘などの住処が奪われています。
その原因は、私達の身近にあるお菓子、洗剤、シャンプーなどに含まれているパーム油の原料となるアブラヤシの栽培によるものです。

流域には伐採の跡地や開発に失敗した不毛な荒地があちこちに広がっていますが、自然の回復を待っていては途方もない時間が必要です。
BCTJは、森林🌳の再生に適した樹木の種の採集から植林後の管理までを一貫しておこなう「森を回復するしくみ」をつくり、熱帯雨林を加速的に再生させる取り組みを進めています❗❗
皆さんがこの現実を知り、広めてくださる、またパーム油フリーの製品を選択してくだされば幸いです❗