財団のレポートで
支援活動を読み解く
猛禽類医学研究所の齊藤慶輔先生より、昨年度のドクターカーの活動実績のご報告をいただきました。
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2017年度のドクターカー緊急出動実績をお送りいたします。
おかげさまで、16回出動し、瀕死の重傷だったオオワシ、オジロワシ、タンチョウ、合計9羽の貴重な命を救うことができました。
心よりお礼申し上げます。
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ドクターカーとは、手術環境が整った車のことで、猛禽類医学研究所に当財団から2016年6月に寄贈しました。
猛禽類医学研究所は、北海道で絶滅の危機に瀕している野生の鳥類(ワシ・タカ・フクロウなど)の救命活動を行っています。
また北海道全域を活動範囲としているため、通報を受けて釧路にある研究所から保護に向かうため、1日に1200kmもの距離を移動する事もあるそうです。移動にかかる時間は長いと片道8時間かかることもあり、研究所まで連れて帰るとなると治療開始までにその倍以上の時間を要してしまいます。手術設備を備えたドクターカーを導入することで現場で治療を開始できるようになり、延命・救命に大きく貢献しています。
皆様よりお力添えいただいた寄付金で、このように日本の野生動物が救われています。改めて、日本の絶滅危惧種、その頂点にいる猛禽類を救う活動にご支援いただきました皆様に深く御礼申し上げます。また、昼夜を問わず命を守る最前線で活動しておられる齊藤 慶輔先生を始め、猛禽類医学研究所のスタッフ皆様にも心より感謝申し上げます。
過去のブログ ドクターカー贈呈しました!
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