2015年9月17日(木)
「クリステル・ヴィ・アンサンブル 1周年記念 チャリティ&ガラパーティ」を開催させて頂きました。
皆様のご支援のおかげさまで、1周年を迎えられましたことに、心より御礼申し上げます。
パーティでは、プレゼンテーションとして
代表理事 滝川クリステルと元衆議院議員の藤野真紀子氏との対談に加え、
猛禽類医学研究所代表 斎藤慶輔氏と安倍宏行氏も交えたトークイベントも開催致しました。
藤野氏は、今、私たちが飼っている犬や猫が、もしかすると、パピーミルと呼ばれる劣悪な環境で大量に繁殖されていた命かもしれないこと、その大量繁殖が違法な大量遺棄につながっている、として早急な法改正の必要さを訴えました。
現在日本では、毎日300頭以上の犬猫が殺処分されている現状があるにも関わらず、その数以上に毎日どんどんペットが物のように生産されています。ご参加頂いた皆様には、この現状を一刻も早く変える必要さを感じて頂けたと思います。
「猛禽類」「生物多様性保全」
あまり耳にすることのない言葉ですが、それを分かりやすく解説してくださったのが、齊藤氏。
弊財団のアドバイザーでもあります。
猛禽類は食物連鎖の頂点に立つ、つまり猛禽類を保護することが生態系そのものを保護することになるのです。
その猛禽類の生息を脅かしているのが、ほかならぬ人間なのです。
・送電線による感電
・風力発電の巨大風車による羽の切断、衝突死
・鉛弾の鉛中毒による死
などがあります。
絶滅の危機に瀕している猛禽類を救うために今必要なことは
・感電防止器具の設置
・衝突死を防ぐポール
・負傷した猛禽類の救護に駆けつけるためのドクターカー
・鉛弾の撤廃
だと訴えました。
また、齊藤氏と取り組みで、大変ご好評により完売致しました、
三越伊勢丹「フクロウブローチ」の収益も猛禽類を守るために遣わせて頂きます。
(こちらの詳細は、後日詳しくご報告させていただきます)
その後のチャリティーオークションでは多くの寄附が集まり、
皆様の関心の高さと想いの大きさに私どもが感動致しました。
また、最後には平原綾香さんが、熱い思いを込めて、歌ってくださいました。
彼女の素晴らしい歌声だけでなく、動物たちを救いたいという強い思いに、会場の皆が心を打たれていました。
心温まる、また、一人ひとりが「今自分にできることを」を考える、素晴らしい会になりました。
今後も、私どもは“声なき声に耳を傾け”、「共生・共存」を目指す財団として、活動を続けて参ります。