7月18日(土)第1回フォスタアカデミーを、
無事開催させていただくことができました。
当日はあいにくの天気にも関わらず、たくさんの方にお越しいただきましたこと、
心より感謝申し上げます。
募集の段階で予想以上の方にお申込みをいただき、
満員のためご参加いただけなかった皆様、
ぜひ2回目以降のアカデミー会場でお待ちしております。
第1回目は
藤野真紀子先生、藪口雄也氏にお越しいただきました。
藤野先生は、数年前、名古屋の愛護センターから3匹の犬
(野犬の親から生まれた子を含め、肋骨の浮き上がる程痩せ細った、
飼い主からの放棄犬等)を引き取ったことから、
人に慣れていない犬たちと暮らし始めた日々の体験を、
その時子犬だった犬と一緒に話してくださいました。
新しい見知らぬ場所に連れてこられた犬たちとの出来事、
違う表情を見せる犬たちとの生活を通して、
たくさんの素晴らしい経験をしたからこそ、
常に「ありがとう」という感謝の言葉で毎日過ごすことができると話されていました。
先生と同じ思いをされた方々の目からは、自然と涙がこぼれていました。
藪口さんは、放浪犬に出会ったことがきっかけで、
6年間、各地の保護施設で保護犬を真正面から撮影し続け、
「コンテナの中の瞳」という衝撃的な写真集を出版されたカメラマンです。
撮影時の貴重な体験を伺いました。
また、すでにフォスターとして活躍されている方や
直接、動物に関わる仕事ではないですが、
専門の技術で動物保護団体のボランティアとして活躍している方のお話もあり、
今後のフォスターアカデミープログラムの参考になりました。
最後に、アカデミー終了後のアンケートをご紹介します!
「藤野さんの体験談が自分と重なりジーンときた」
「同じ思いの方のお話が聞けたり、共有できて嬉しかった」
「預かる以外のボランティアがあることに興味を持ちました。
自分にできることを続けたいです」
「すぐにフォスターはできないけれど、
自分に出来ることを一歩踏出したい!!!!!」
という前向きなお声をたくさん頂きました。
すでにフォスターとして活躍の方は、同じ喜びや苦労が共感でき、
新たなモチベーションに繋がったようです。
また、初めての方には今の保護犬の現状や、フォスターの必要性、
まず自分にもできることを知っていただく機会になりました。
第二回目も、初めての方にも安心して受けていただける内容になっております。
是非、皆様のお申込みをお待ちしております。