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JAHA東京ミーティング

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photo by 半沢 健

10月19日日曜日、財団スタッフはJAHA 公益社団法人日本動物病院協会主催のJAHA東京ミーティングに参加しました。
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東京大学 弥生講堂 にて開催され、JAHA年間表彰、全国各地の老人ホーム、介護施設、更に、保育園、小学校で実施している、動物と人間の共に生きる活動の取り組みと成果の発表がありました。
介護の現場では動物介在の効果が確実に現れ、また、幼児の健康な心身の成長に良い影響を与えるとの、WHO 世界保健機構の報告が紹介されました。
基調講演
矢野英明先生(帝京大学教職大学院)
太田光明先生(麻布大学獣医学部)
両先生が以下のテーマで、講演されました。
矢野英明先生
[生きる力]の育成と動物介在教育〜小学校の教育活動を基に〜
太田光明先生
[犬との良い関係は、幸せホルモンを分泌させる]
加隈良枝氏
帝京科学大学生命環境学部
アニマルサイエンス学科 准教授の、動物のストレスとそのメカニズム。
何故、動物のストレスは、いけないのか?動物福祉の観点からの講演も、大変興味深いテーマでした。
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幼児教育に動物介在教育プログラムの作成、実施、そして、結果の発表、JAHAによるCAPP活動(人と動物とのふれあい活動)プログラムの紹介が報告されました。
 
財団のテーマである共生について学んだ一日。動物と関わることで、高齢者を含めて、人間の心身健康が促進される事、幼児への動物介在教育が与えてくれる良い影響など、今日学んだ事を今後財団の活動にいかしていきたいと思います。